文学・評論3

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心の貌―昭和事件史発掘
昭和の光クラブ事件や、金閣寺放火事件、下山事件などを取り上げ、柳田氏とそれぞれの事件に対し知見のある識者との対談集です。当時の報道や実際の雰囲気は分かりませんが、対談にすることで語られる言葉が当時の......
壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別 (新潮文庫 や 8-20)
いつの間にか、電車内で、路上で、ケータイに見入る人々が普通の光景になった。 誰しも異様だと思い、どうしてこうなったのか、これからどうなるのか、と首をひねる。 その行動心理を浮き彫りにし、今後の社会に......
人の痛みを感じる国家
増える少年犯罪。そしてそれらの犯罪に共通する奇怪な動機。「人を殺してみたくてたまらなかった」 バーチャルの世界にのめり込み生身のコミュニケーションが欠落した子供たちは「人の痛みを感じる」ことができ......
ラッキーボーイ (児童図書館・絵本の部屋)
訳者は柳田邦男さん。 飼われていながら、世話もしてもらえず、名前さえつけてもらえない犬。 汚れ、高い塀に囲われた裏庭から一歩も外へ出ることもできない毎日。 来る日も来る日もたったひとりで過ごす犬。 ......
大人が絵本に涙する時
ノンフィクションライターが、大人の観賞に値する絵本を紹介した一冊。 八十冊ほどの絵本が紹介されていますが、甘口でいかにもな教訓が入ったような絵本はありません。「作品」として高い水準にあるものばかり......
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 9 (9) (ヤングマガジンコミックス)
原作既読ファンがやきもきしていたのが、女人袈裟(!)や花地獄以上に 本巻収録の「徳川家も滅んで結構!!」ではないかと思います。 なぜ、敵方含めて女たちが十兵衛に惚れるのか? その答えがあの台詞にこめ......
花かんざし捕物帖 1 (1) (KCデラックス MiChao!KC) (KCデラックス) (KCデラックス)
正直、『また時代劇物か…』と思ったが、中々痛快な原作がベースとあって、読んでいて面白い。 画も仕上げに相当力がはいって(=多分楽しんで描いていると思われ…)いて、見ていて飽きさせない。 原作は相当......
昭和前期の青春―山田風太郎エッセイ集成
タイトル通り、幼年期から青春時代までの回想。 そして青春のとなりあわせにあった戦争について語ったエッセイ集です。 第一部は少年時代と故郷について。 両親の死という喪失をあじわった故郷。ノスタルジー......
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 8 (8) (ヤングマガジンコミックス)
今回は腕力勝負というよりは思考をめぐらして敵と衝突する、それが8巻だと思います。 「善」のためなら犠牲はやむ得ない、が沢庵和尚にとっては見ぬふりできなかった。作を懲らし、堀の女達と十兵衛は別行動に......
わが推理小説零年―山田風太郎エッセイ集成
今から25年ほど前、星新一『きまぐれ読書メモ』で、『風眼抄』を紹介していたのを読んだのが、山田風太郎を知った最初である。 数年後に中公文庫に収録されて読むことができ、果たして期待通り面白かった。 ......
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 7 (7) (ヤングマガジンコミックス)
会津入りを果たした十兵衛と堀の女達。七本槍の一人が倒され蛇の目は2つに。でも新たに登場した芦名銅伯と恐るべき陰謀と得体の知れない能力が語られ敵本陣で策に策を練らねば「死」が確実に訪れる、、、これから......
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 6 (6) (ヤングマガジンコミックス)
着実に加藤明成・七本槍らを追い詰めとうとう6巻、悪の本拠地・会津まであと少しーただ、これからというのに得体の知れない暗雲が感じとれ、、。 沢庵和尚と加藤、謎が多い天海大和尚、ヒーロー側の活躍はアッ......
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 5 (5) (ヤングマガジンコミックス)
死をも恐れず裸身も恥じずキリキリと弓を引くお千絵達、、、そして見事なまでに果たした十兵衛の救助とこの上ない屈辱を加藤に与えた活躍。もうあっぱれとしか言いようありません!あの時代の刀も持てなかった女性......
はじめての文学 山田詠美
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本です が大人でも十分に楽しむことができます。 今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの 出会いは価値のあるものにな......
ご新規熱血ポンちゃん (新潮文庫 や 34-13)
あまりにも最高で屁と実が出そう〜。何でこんなに面白いの? 一番面白いのは白い車に乗った詠美さんが交通事故に遭い、レロレロ〜、とか言って死ぬところかな、テヘヘ‥...
無銭優雅
ここ最近、やはり山田詠美の時代は終わったのか、、と(勝手に)思ってました。 彼女の良さはデビュー作に代表されるような奔放でジューシーな恋愛物語かと・・。 そしておそらくはそのような恋愛からは一歩また......
熱血ポンちゃん膝栗毛
私は、ずっと詠美さんのファンです。 ポンちゃんシリーズも欠かさず読んでいます。 でも、今回のポンちゃんは結構飛ばし読みしてしまいました。 うーん。。。。。。。って感じです。。。。。 熱血ポンちゃんシ......
ファッションファッショ マインド編 (講談社文庫)
なぜか、ピーコが山田氏にプレゼント(アクセサリー、バッグetc.,)をもってくるのです。それを素直に喜ぶ山田氏。 また、文学賞の選考委員を務めている山田氏がこれはおもしろいとすすめる小説あり。 ......
ファッション ファッショ (講談社文庫)
二人は女性らしくもあり、男性らしくもある人たちだと思う。 そして、オシャレ! そして、オシャベリ! そんな二人がファッションについて話したら面白くないわけがないじゃないですか! 面白いです!...
日はまた熱血ポンちゃん (講談社文庫)
下目線で、程度を、敢えて下げた感のこの書物。 文学とこれも呼ばなければいけないわけですか? 戯れるならば、もっと捻りを効かしたり、エスプリを混交させたり、出来ないんでしょうかねえ? 「文学」の......
ザ・ラスト・ワルツ―「姫」という酒場 (文春文庫)
作詞家でもありクラブ・オーナーでもあった著者が自らの経営していた銀座「姫」について、またその酒場に集った男達、女達について語った作品。一般の人々とはあまり縁のない銀座の夜の生態を垣間見ることができま......
ヘア・デザイナー殺人事件 (光文社文庫)
ほんのちょっぴり、ネタバレがあるかもです。 密室トリック2つに消えた凶器と、トリック満載の話ですね。 まさかあんなもので殴殺するとは、意表を突かれましたね。全然わからなかった。 密室トリックも......
女の勲章 (上巻) (新潮文庫 (や-5-38))
これいいですよ。 女性が読むにせよ、男性が読むにせよ。 話の展開、登場人物、舞台、心理描写、背景描写、どれをとっても個人的に 十分楽しめた作品でした。 氏の作品はどの作品も読みやすく、かつスリリン......
沈まぬ太陽〈2〉御巣鷹山篇
本作はフィクション扱いになっており、文中では「NAL機」とされているが、言うまでもなく1980年に御巣鷹山に墜落して420名の犠牲者を出したJAL航空の事件を扱っている。この凄惨な事故の始まり(管制......
父の晩年
さてさて、山口瞳という人は不思議な人だ、と思う。 肉親や家族に対する温かい目と冷徹な目が同居し、しかして作品に描く時は辛らつだ。 この本に収載された新旧12編の短編はおよそ20年に亘って描かれ......
忘れえぬ人
「莫種樹(キヲウウルナカレ)」という言葉がある。庭に樹木を植えるもんじゃない。気になって仕事に差し支える。しかし、どうしても木を植えずにはいられない、という反語になっているらしい。この作家の庭は樹木......
諸君、これが礼儀作法だ! (新潮文庫)
「礼儀」「作法」と「マナー」「規則」「規律」とは異なる部分がある。「倫理」と「道徳」が異なるように。 この一見似ていて非なるものを山口さんは細かい点を引き合いに出しながら、論じてきた。 今、この「......
衣食足りて
山口瞳氏の文章、確かに味があるのはわかりますが、初出から30年を経た雑誌記事ですからねえ。 雑誌記事がやっつけ仕事とは言いませんが、肩の力を抜いて書いていることは事実でしょうし、本人もまさかこんな......
会社の渡世
存命なら80を越えているから、団塊の世代の親の世代。戦前戦中戦後を生き抜いただけあり、控えめながらも芯のある中年の生き方を感じ取る事が出来る。ちょいわるオヤジなどという軟弱な者ではなく、責任なる年齢......
リリアン
まずは表紙をじっくりと味わっていただきたい。 画面のほとんどを占める白い余白、そして文字のレイアウトと相まって、 視線はいやがおうでも下を向いた男の子の頭部へと導かれる。 男の子は自分を囲むよう......
岸辺のアルバム (光文社文庫)
とある電話から主婦から「女」を意識させられる(30代後半の常識的な)妻、英語を学ぶ事(アメリカからの留学生を教師とし、付き合う事にもなる)から今の生活からの抜け出す事に期待する(大学生の)娘、仕事一......
弥太郎さんの話 (新潮文庫)
数十年前に、姿を消した弥太郎さん。再び、主人公の前に姿を現したかと思うと、途方もない話を語りだす。この話がとっても、ウェーそんな事が…。という話だが、引き込まれてしまう。早く次が知りたい。早く次が......
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